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- 当院について
卓越した獣医師は、単なる獣医師を超越した部分を持っています。その格差は病気の原因を根本から探り、的確な治療を施すことができるかどうか・・・という、獣医師療において最も重要な部分にあらわれます。その病気の原因を根本から探らないと、言葉を喋れない動物達は病名や程度がわからず、原因に対する治療ができないまま命を脅かされることも多くあります。
大久保動物病院では、どのような診断・治療を行っているのか具体的に示します。動物達がかかる病気には様々なものがありますが、ほとんどの場合簡単な検査のみで、または簡単な検査の組み合わせで原因がはっきりします。この場合は的確な投薬や処置と、動物に本来備わっている自然の治癒力と、飼い主さんの協力で、日数や費用をそれほどかけずに治療ができます。
しかし、日常行われる検査だけでは原因がはっきりしない場合は、詳しい検査を行って原因を追究しなくてはなりません。原因をはっきりさせずに対症療法(症状をやわらげるのが目的で、根本から治す・原因を取り除くものではありません)のみを繰り返している場合は、致命的な結果に陥る場合があります。根拠のある診断・治療を行うには熟練した獣医師による病歴の聴取、身体検査、血液検査・・・等々、さらには超音波検査や内視鏡検査、CT検査も必要になることもあります。
動物医療では、設備が整っていない・人手が足りない・技術不足等、様々な理由で十分な検査が行われないことも多くあります。
大久保動物病院では、そこにある“問題”の原因をつきとめ、それに対しての治療をどれだけ、どういう方法で行うのか、飼い主の方と十分な話し合いをし、飼い主の方に納得していただける獣医師療を行うことを大切にしています。
大久保動物病院創業者
大久保 隆行
昭和44年の開業当時は、家庭での犬や猫の存在はそれ程大きくなく、獣医師療といえば牛や馬や豚などのための獣医師療が大きく占めていました。しかし犬や猫を飼う人が少しずつ増え、その存在もペットというよりも家族として大切にされるようになりました。
私たちが動物達から受ける恩恵は計り知れず、様々な場面で助けられ、癒されています。人と動物の関係が学問として成立する前から、研究対象として認識される前から、自然に築かれていた人と動物との“絆”。この絆をもっと良いものにするためには、そして人として動物達にしてあげられることは何か。
病気や怪我の治療はもちろん、正しい予防法によって健康を維持する・科学的根拠に基づいたしつけ指導により飼い主さんと円満な関係を築く・飼いはじめる前から亡くなった後までの飼い主さんの精神的な支えとなる。
動物達のためになることを一番に考えて行うことが、飼い主さんにとっても一番であり、社会の中で人と動物との関係がより良いものになっていくという、当たり前のことをしっかりと行い、総合的な知識と技術と愛情をもって、最新の獣医師療を提供する病院を運営してまいります。
動物病院間のネットワーク
当院では、高度医療施設及び近隣の動物病院様と連携し、よりご家族のご希望に沿える医療体制の実現を目指しています。高度医療が必要な症例は高度医療施設へご紹介し、病状が安定した後、当院で治療を継続するというネットワークを構築しています。